しぇん太郎第3話〜征け!ぜどが島への道〜
あみれんおばあさんとソーマお爺さんに見送られ、一路ぜどが島を目指すしぇん太郎。腰にはあみれんおばあさんからもらったビスケットがはいった巾着も一緒です。
「ちゃ〜もちゃもちゃもちゃもちゃもも〜しぇん太郎は行くよ〜どこまでも〜(電車は行くよどこまでもミュージックがBGM)」
「ちょいとそこのお嬢さん!おまちになって!」
突然茂みから声がしました。しぇん太郎はふと足を止めて
「何奴!?さては、ぜどが島から家畜を暗殺しにきたゼドか!?」
「ちがうわん!ぼくはぷん犬゛しー!お嬢さん、腰の袋からなにやらいい匂いを漂わせてるね〜何をしてるんだい?」
「こんにちーわんわん!はじめましてぷん犬゛しーさん!私はぼ…しぇん太郎って言います!仲良くしてくれたら嬉しいでーす!ゆっくりしていってください!というわけでね〜旅の目的はぜどが島に行ってゼド退治!腰にはビスケットが入ってるんだ〜」
「わん!?と!?ぜどが島に行くのかい?ぼく、いったことないや!すごいね!…あ!そうだ!しぇん太郎、ぼくにビスケットをちょうだいよ!もうお腹がペコペコで!そのかわりぼくもゼド退治に協力するからさ!」
「にゃんと!?いや、ここはわんと!?か。
…では改めまして。わんと!?本当かい?私が食べても体力回復量があがるだけだからあげるよ。ほれ。ついでにこの剣もあげよう。後一本あるし。」
「わーいうれしいなぁ!じゃあビスケットを食べたらもらった剣を咥えとこう!」
こうしてぷん犬゛しーはしぇん太郎の仲間になった。また、剣を渡されたことにより、ぷん犬゛しーはモデレーターというジョブになり、しぇん太郎固有すぎる配信空間内のリスナー(しぇん太郎以外の存在)を管理できるというチートじみたのうりょくをてにいれたのだった。
しぇん太郎とぷん犬゛しーが茶屋でお茶をしばき、だんごをほおばってると丘の上から筋肉ムキムキのツインテールお兄さんがやってきた。
彼?は茶屋の主人にたいして「ニャンパスううううう!」と叫び声を上げた。
主人は「にゃんぱす、だんご何国食うんだ?」
「今日はベンプ語だからタンパク質だんご5串ちょーだい…くんくん。ぴくぴく。おや?僕の鼻と筋肉がより筋肉になる食物を感じ取っている…まさか!?ねぇ、君、君の腰から下げているものはもしや…ビスケットじゃないか?僕の筋肉が欲しがってるんだ。是非譲って欲しい。」
「いいけど、そのかわりにその筋肉で私の剣を持つのとリスナーになってなー」
「おけ」
たらたらたらたらたらーんにゃんぱすが仲間になった。
その後、雉もビスケットでお腹が空いたところを助け、仲間になった。
次回!到着ぜどが島!たのしみにしといてな〜ノシ